日本国際経済学会 元会長 阿部 顕三 | 日本国際経済学会

ごあいさつ

ごあいさつ

学会のさらなる飛躍に向けて

日本国際経済学会 元会長 阿部 顕三

日本国際経済学会は1950 年に設立され、まもなく60 周年を迎えようとしています。長い歴史と輝かしい伝統のある日本国際経済学会の会長として、その伝統を継承しつつより一層の充実と発展を目指し、微力ながら学会の改革に取り組んでいきたいと考えております。

機関誌『国際経済』およびThe International Economy は、本学会の活動および国際経済学に関する優れた学術的研究成果を国内外に広く示していくものであり、本学会の貴重な資産の一つであると考えます。これらの機関誌をより充実、発展させていくことは田中前会長から引き継がれた課題であり、より多くの研究者にとって魅力のある投稿誌となるような仕組みを作っていきたいと思います。特に若手の研究者でも優れた研究成果を公表できる場として、本学会の機関誌は大きな役割を果たせるものと思います。国内外に査読付きの学術雑誌が増加してくる中で、本学会の機関誌が重要な意義を持ち続け、また有効活用されていくことを期待しております。

また、本学会の大きな特徴は、全国のみならず関東、中部、関西各支部の積極的な活動です。一般的に学会の規模が大きくなるにつれて、学会のセッションでの実質的な討議が時間的に制約され、また専門や分野の異なる研究者同士の交流が少なくなる傾向にあります。本学会の各支部活動はまさにそのような弊害をなくす一つの重要な役割も持っていると考えられます。このような支部活動の利点を生かしつつ、支部間の交流を深めることによって各支部活動のスピルオーバーを高めれば、より一層の活性化がもたらされると考えます。このような支部活動のあり方についても課題として取り組んでいきたいと思います。

さらに創立60 周年記念に向けた新たな事業計画の検討も重要な課題であります。創立記念事業は本学会を次世代に向けて飛躍させていく一つの大きな契機になるものと期待されます。どのような改革や事業の展開も会員の皆様のご理解とご協力がなければ進めていくことはできません。会員の皆様からのご意見を拝聴しつつ、学会の発展に向けて精進いたしたいと思いますので、ご支援をよろしくお願い申し上げます。

2008年11月30日

ご挨拶の一覧


TOP