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2023年度関西支部シンポジウムについて

2024.02.23

2023年度関西支部第6回研究会はシンポジウムとして開催します。

 

日時:2024年3月23日土曜日 午後2時00分~5時40分 

関西学院大学梅田キャンパス(アプローズタワー10階)1004教室

https://www.kwansei.ac.jp/kg_hub/access

 

※会員情報システムから送信されるメールの案内に従って事前登録をしてください。

また、研究会案内ハガキは送付せず、会員情報システムによるメールでの案内のみとなりますので、ご不明な点がある場合は関西支部事務局(jsie-west@jops1.daishodai.ac.jp)までご連絡ください。

 

≪シンポジウムテーマ≫

Green Technology and Cross-border Externalities

 

趣意文

越境汚染や環境技術の国境を超える移転への対処が政府や企業にとっての重要な課題となってから、またこの種の問題が国際経済学の分野で注目されるようになってから、すでに数十年が経過しています。国際協力や研究の蓄積が進む一方で、この分野における課題は依然として多く残されています。Pollution Haven Effect/Hypothesis (汚染回避地効果/仮説)やPorter Hypothesis(ポーター仮説)はよく知られていますが、2010年代以降もこれらの仮説に関する多くの論文が環境経済学や国際経済学のジャーナルに掲載されています。さらに、EU-ETS(EU域内排出量取引制度)の域外適用、投資協定仲裁の利用、水素エネルギーなどの新しいエネルギーの生産・利用技術の進化など、国際経済法にもかかわる新たな問題も生まれてきています。

今回のシンポジウムでは、この分野の研究を進めている3名の報告者の方々、およびこの分野の内容や研究手法に精通している3名の討論者の方々にご登壇いただきます。参加者の皆さんにも活発な討論をしていただけることを期待しております。

 

≪司会≫

司会:東田啓作(関西学院大学経済学部)

 

開会挨拶(14時00分~14時05分)

・報告者紹介・タイムテーブルの説明

 

第1報告(14時10分~15時05分)※日本語セッション

報告者:本田圭一郎(熊本県立大学)

タイトル:Impact of import bans of waste plastics on trade patterns

討論者:山ノ内健太(香川大学)

 

第2報告(15時10分~16時05分)※日本語セッション

報告者:新井泰弘(高知大学)

タイトル:An empirical analysis on cross-border spillover of environmental technology

abstract

討論者:加藤雅俊(関西学院大学)

 

第3報告(16時10分~17時05分)※英語セッション

報告者:Haitao Cheng (一橋大学)

タイトル:International transfers of green technology and carbon mitigation outcome

abstract

討論者:大越裕史(岡山大学)*オンラインでの参加

 

全体ディスカッション(17時10分~17時40分)

 

 

*時間配分の目安

各報告:報告30分、討論15分、フロア10分

全ての報告終了後:全体ディスカッション 30分


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