日本国際経済学会

第65回全国大会開催にあたって

 

拝啓 会員各位におかれましては、時下益々ご清祥の事と御慶び申し上げます。

 さて、20061014日(土)・15日(日)の両日にわたり、下記の予定で、日本国際経済学会第65回全国大会を名古屋大で開催することになりました。関係者一同、精一杯の努力をする所存ですので、会員の皆様のご協力をお願い致します。

 

全国大会日程(予定)

20061014() 全国大会第1日

9:3012:00 <自由論題> 分科会

12:0012:50 昼食・理事会

13:0013:20 会員総会

13:3017:30 <共通論題>「全体討論」

17:4019:00 懇親会

20061015() 全国大会第2日

9:3012:00 小島清賞特別シンポジウム

12:0012:50 昼食・理事会

13:0013:20 会員総会

13:2014:00  会長講演

14:0014:40 小島清賞研究奨励賞受賞記念講演

14:5017:20 <自由論題> 分科会

 

 

 つきましては、「共通論題」ならびに「自由論題」の報告申込の受付を行いたいと存じます。報告希望の会員は、原則電子メールで(ただしFAX、郵送も可)報告申込書に必要事項を記入の上、313日(月)必着でご連絡下さいますようお願い致します。なお、報告希望者は、別途、1,000字程度の報告概要を報告申込書と合わせて提出していただくことになっております。

 共通論題報告者および自由論題報告者は、3月に行われる、全国大会プログラム委員会(2005年の会員総会における報告の通り、石田修、浦田秀次郎、栗原裕、多和田眞、内藤能房、中西訓嗣、若杉隆平、の7名が委員)において決定され、4月中に報告決定者に通知致します。また報告決定者には、7月末日を期限として「報告要旨集」掲載原稿および論文全文(フル・ペーパー)を、大会準備委員会・予定討論者・座長向けに送付していただくことになっておりますので、予めお知らせしておきます。

なお、全国大会プログラムは、本年8月下旬頃に全会員に発送する予定ですが、全国大会のご案内は、下記のホームページにて随時行う予定ですので、ご参照下さい。

65回全国大会ホームページ:http://taweb.aichi-u.ac.jp/kurihara/jsie.html

 

 

2006131

 

日本国際経済学会第65回全国大会

準備委員会委員長 奥村隆平

  プログラム委員会委員長 多和田 眞


65回全国大会

共通論題 「東アジア経済統合:課題と展望」

 

現在、東アジアは世界経済における最もダイナミックな地域として世界から注目を浴びています。1997年に東アジアを襲った経済危機からも立ち直り、再び活発な経済活動を展開しています。特に2000年に入って、中国経済の台頭や日本のFTA重視の姿勢などもあり、この地域の経済統合の動きが顕著になってきています。

FTAを中心とした地域経済統合の推進はその地域の経済発展に対して積極的な評価が与えられていますが、一方において、WTO体制との整合性という点において様々な問題も内包しています。今後、日本や中国を中心としてこの地域の経済統合が一層加速されることが予想されますが、所得格差が大きく、また政治経済体制が多様なこの地域の一層の経済発展にとって、地域経済統合がどこまで可能か、どこまで進めるのか、さらにはどのような経済協力体制が構築できるのか等について、金融、貿易、投資等、様々な角度からの検討が必要です。また健全な経済発展を持続させていくために解決を迫られている重要な課題として資源、エネルギー、環境問題などがあります。これらの問題でも地域国家間協力体制の構築が緊急の課題となっています。

そこで、日本国際経済学会第65回全国大会では、共通論題を「東アジア経済統合:課題と展望」とし、東アジア経済統合の課題と展望について金融、貿易、投資、環境など広範な角度から議論をしていくことに致しました。プログラム委員会では、たとえば以下のような問題領域を想定しています。

     東アジアのFTA

     金融部門の地域協力

     多国籍企業と貿易・投資

     所得格差と経済協力

     東アジアの環境とエネルギー

     その他

 なお、共通論題は第1日目の午後に設定し、3人の報告者と3人の討論者をあてたいと考えています。プログラム委員会といたしましては、会員各位の応募をお願い致します。

 

 

自由論題 「自由テーマ・日韓セッション」

 

全国大会の自由論題につきましては、例年通り自由なテーマで報告希望の申し込みを受け、それらをいくつかの分科会に分けて構成する方法をとります。全国大会準備委員会では、あらかじめ以下のようなセッションを想定しておりますので、自由論題の報告希望者は、報告申込書の該当セッションを明記して、お申込み下さい。

 

1 貿易・貿易理論    2 国際金融・国際マクロ 3 国際政治経済学 4 直接投資・多国籍企業 5 途上国・移行経済 6  EU経済 

7        北米・ラテンアメリカ経済  8 アジア経済 9 地域統合 10 グローバリゼーション 11 地球環境問題 12 日韓セッション(英語報告)

13 その他

 

 

 

<報告申込の条件>

(1)    報告申込の期限2006年3月13日(月)〔必着〕です。

(2)    共通論題・自由論題とも、報告希望の会員は次の2点を守って下さい。

     報告申込は、ホームページより報告申込書をダウンロードするか、同封の報告申込書に、必要事項をご記入の上、下記宛先までお送りください。

     ,000字程度の報告概要を、上記の期限内に提出して下さい

(報告概要の提出がない場合、報告申込は無効となります。)

     報告者と委員会とのやりとりは、電子メールを基本に行いたいと考えておりますが、FAX・郵送でも受け付けております。ご協力のほどよろしくお願いします。

(3)    共通論題の申込のうち、一部は自由論題に回っていただくことがありますので、予めご了承下さい。

(4)    自由論題の申込のうち、一部は希望された該当セッション以外の分科会に回っていただくことがありますので、予めご了承下さい。

(5)    大学院生の研究報告については、指導教員または学会員の推薦文書を添付して、申込を行って下さい。

(6)    可能な限り、希望予定討論者の内諾を得た上で申込を行って下さい。内諾がない場合でも、可能な限り複数の希望予定討論者をご指名下さい。

(7)    報告時間は、共通論題35分、自由論題25分を原則とします。

 

報告者の決定、「報告要旨集」掲載原稿の提出等> 

(1)   共通論題報告者および自由論題報告者は、3月に行われる、全国大会プログラム委員会において決定され、4月中に報告決定者に通知致します。

(2)   報告決定者には、7月末日を期限として「報告要旨集」掲載原稿および論文全文(フル・ペーパー)を、準備委員会・予定討論者・座長向けに送付していただくことになっておりますので、予めお知らせしておきます。なお、報告決定者の承諾を得た上で、「報告要旨」「フル・ペーパー」を全国大会ホームページに掲載させていただきますので、これも予めご承知おき下さい。

 

<その他>

前回大会同様に、このご案内では報告希望者のみ、同封の「報告申込書」でご回答いただく形式をとりました。全国大会への「出欠」は、8月下旬頃に発送予定の「全国大会プログラム」に同封の葉書にてご回答下さい。なお、「住所・所属変更」がありましたら、学協会サポートセンター(連絡先は会員名簿参照)に直接お申し出下さい

 

報告申込書・報告概要の提出先

 

日本国際経済学会 第65回全国大会準備委員会

464-8601 名古屋市千種区不老町

           名古屋大学大学院経済学研究科 奥村隆研究室気付

           TEL052-789-4927 (奥村隆平研究室)

           FAX052-789-4927 (奥村隆平研究室)

           E-MAILjsie-okumura@soec.nagoya-u.ac.jp